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食物アレルギーについて(その9):米国におけるミルクアレルギー患児の代替粉ミルク

こんにちは京阪本線野江駅 JRおおさか東線野江駅から徒歩3分 のえ皮フ科クリニックです。

この表は牛乳アレルギーの小児に対して用いられる粉ミルクに関して示しています(註:この表は国際学術雑誌の論文から引用したものなので商品名はアメリカでのものです)。この表にあるように牛乳をベースに加水分解し、部分的に加水分解し、アレルゲンが3~10kD(キロダルトン、タンパクの分子量を表す単位です)に分解されたもの、十分加水分解されたもの(3kD以下の分子量)、または最初から100%アミノ酸の粉ミルクの3種に分かれます。牛乳アレルギーに対する安全性は100%アミノ酸粉ミルク>十分加水分解された粉ミルク>部分的加水分解粉ミルクの順になります。実際多種のアレルゲンの中で加熱処理により失活するものとそうでないものがあり、牛乳アレルギーの重症度やパターンによっては、加熱処理で十分かあるいはこういった粉ミルクが必要かが変わってきます。国内でもミルクアレルギー患児用の粉ミルクが販売されています。上の点を念頭に置き子供さんにあったものを選択してゆきたいですね。