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乾癬について(19) 乾癬の病型 (4) -関節症性乾癬、爪乾癬

こんにちは. 京阪本線野江駅, JRおおさか東線野江駅より徒歩2分 のえ皮フ科クリニックです。

乾癬では時として関節痛や関節の変形を伴う「関節症性乾癬」を発症することがあります。

関節症性乾癬では次の図に示すように, 関節内でIL-1, IFNg, TNFaなどのサイトカインの産生を伴い, さらに炎症局面ではIL-17の経路の関与が推察されています。その観点からIL-17に対する製剤やIL-17の上流に存在するTNFa, IL-23に対する生物学的製剤が効果があるとされます。

さらに爪の変形(典型的には点状の陥凹を伴います)を伴う「爪乾癬」を生じることも多く, 外見上気にされることも多いです。

爪乾癬ではTNFa, IL-6, IL-8などの発現を病変部に認めるので こういったサイトカインに対する製剤が効果があると考えられます(現在はTNFaに対する製剤が使用できるのみですが)。