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食物アレルギーについて(その6)口腔内アレルギー症候群(OAS)での花粉との交差反応性

こんにちは。京阪本線野江駅とJRおおさか東線野江駅から徒歩3分 のえ皮フ科クリニックです。

OAS(口腔内アレルギー症候群)では花粉症との関係が言われています。表に花粉類と交差反応するOASの原因物質を示します。特定の花粉に対する花粉症の患者さんでは、食物摂取時の口腔内症状を起こすこともあり、注意深く観察する必要があります。上記の「シラカバ」、「ブタクサ」、「ヨモギ」、「カモガヤ」、「オオアワガエリ」はドロップスクリーンをはじめとする通常のアレルギー検査の項目にも入っており、陽性の数値が出た場合は、交差反応する食材に関しても一度考えてみる必要があるでしょう。また、こういった症状を示す患者はしばしばその食材の入った料理が「好きでない」、「食べない」という場合もあります。