ダニアレルギーとアトピー性皮膚炎(その3)
- 2022年3月1日
- 皮膚科
こんにちは。京阪本線野江駅 JRおおさか東線野江駅から徒歩3分。 のえ皮フ科クリニックです。
今回はダニアレルゲンのに関して説明いたします。前回述べたように主要なダニアレルゲンとしてコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニが挙げられます。表に挙げたように多種のタンパクがアレルゲンとして機能します。ものによってはアレルギー性鼻炎で主にアレルゲンとして働くものや、アトピー性皮膚炎で重要な働きを示すものがありますがその点に関しては後述します。こういったアレルゲンが皮膚に侵入し、その結果アレルゲン特異的(アレルゲンの侵入により起こる)な皮膚の炎症(皮膚炎)を起こします。
興味深いのはPARという物質です(赤字で示しています)。PARに関しては明日勉強してゆきます。